2023年 第15話 ひたすら真夏の草刈り!

やばい。田植えからブログ更新してなかった…。
すいません。もう少しこまめに更新するつもりではあったのですが…。
という訳で、田植えからここまでの成長の様子などお伝えします!

田植えからおよそ3ヶ月。まずは稲の生長っぷりを。

左が植えて1ヶ月ほど。右が植えて3ヶ月の現在の様子。ちょっと撮影アングルが違いますが、同じ田んぼです。見事に成長してくれました。先日、稲の穂がおおよそ出そろいました。専門用語ではこれを出穂(しゅっすい)と呼びます。

今のところ、どのほ場もおおむね順調に育ってくれています。KINOファームでは基本的な栽培を、除草剤使用・カメムシ防除を行うものの農薬使用回数を制限した「減農薬特別栽培」にて行っています。その他にも栽培中無農薬にて栽培する「無農薬特別栽培」も行っています。無農薬栽培は除草剤を使用しない為、どうしても雑草との闘いになります。本を読んだりネットで情報収集をしたりして独学で対処してはいますが、やはりなかなか大変です。。。

そんな中、知り合いの仲介で「自然農法国際研究開発センター」の専門技術員、三木さんの講義を聞かせていただく機会を得まして、長野県松本市のセンターのほ場に視察に行かせて頂きました。まずはほ場にて稲の観察。機械除草は入れていると言いますが、ほとんど雑草の生えていない見事なほ場でした。

午後からは講義を受講。内容は専門的すぎるので割愛しますが、今まで自分が独学で学んできたいろんな「点」が、「線」につながった感ありました。説明も数値を用いロジカルに説明して頂き、なるほど、そういう事かと納得できる内容でした。自分でも検証してみたくなる内容ばかりで、これからの稲づくりが更に楽しみになってきました!三木さん、ありがとうございました!

田んぼの管理は植えてしまえば稲刈りまで何もしなくて良い訳ではなく、田んぼ周りの草刈りや、水の管理を続けていかなければなりません。今年は例年より更に厳しい「酷暑」ですが、田んぼの周りの草はすくすくと成長してくれる為、真夏の草刈りをひたすら繰り返しています。

最近は依頼されて管理する田んぼの面積もかなり増えてきたので、本当に草刈りが大変です。。。稲の生長には直接は関係ないのですが、草が伸びていると害虫や病気の菌が繁殖する恐れがあるため、この作業が欠かせません。景観の維持にもなっていますね。これからまたどんどん管理面積が増えていく予定なので、最終的には除草剤の使用も検討しなければいけないかもしれませんが、出来るうちはなるべく刈っていこうと思っています。頑張ります!

そういえば、KINOファームに今年から新たな仲間が加わりました!

知り合いからヒナを譲って頂き、現在では計6羽になりました!目指すは卵の自給です。可愛い姿に、日々癒されています。早く卵産んでくれないかなぁ。

稲はほぼ穂が揃ってきて、まもなく収穫の季節になってきます。またあの忙しい秋が来るかと思うとちょっと憂鬱にもなりますが、皆さんに美味しいお米を届ける為に最後まで頑張ります!

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この記事を書いた人

豊田市下山地区にて農業(米・野菜)を営んでいます。
田舎暮らし大好き。田舎で暮らしたいという人を全力で応援したいと思っています。

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