2023 第3話 焚き火Day
午前中は「お互い様会議しもやま」というタイトルの会議に参加。月に1度程度のペースで開催されていて、地域の課題について話し合い、解決策を模索しようという試み。田舎の地域の課題、たくさんあります。農地の事、山林の事、子供の子育てや教育の事。お年寄りのサポート、移動手段や買い物の事。本当に多岐に渡ります。
その中の一つ、農地をどう守っていくか、という課題に対する解決策の一つとして、KINOファーム並びに地域の有志で「羽布の里 自給家族」という取り組みを始めます。この取り組みさえあれば農地の問題が全て解決する訳ではないですが、まずは一歩踏み出す事が大切かなと思ってスタートします。
午後からは比較的風が穏やかだったので、これは焚き火チャンス到来!という事で昨年切り倒して邪魔になってた木の残骸を燃やすことにしました。
焚き火をしながら、午前中の会議の内容を頭の中で振り返り。田舎の課題の抽出は、今までも散々いろんな会議体やメンバーで行っていて、だいたい同じ内容の課題が出てきています。しかしそれらを実際に解決しようとすると、お金や時間がかかったり、誰が音頭をとるのかといった所で行き詰まります。このループを何年も前から何回も繰り返して来ています。
何年も同じ事を繰り返してはいますが、かと言って考える事を止める訳にもいきません。他の地域の事例を参考にしたり、いろんなメディアや人から情報を得て、少しでも楽しく幸せに暮らせる様にしていかなければ、という想いがあります。
日本はこれから人口減少社会になり、いわゆる「限界集落」という場所があちこちに出現してくると思われます。僕の住む地域も例外ではなく、いつになるかは分かりませんが確実にその時は来ると思っています。ただそれまでの間、少しでも長い間楽しく幸せに暮らす事が出来れば、いかに「軟着陸するか」が大切になってくるかなと思っています。
そんな事をいろいろ考えていると、焚き火もだいぶ落ち着き良い感じの熾火となっていました。出来た炭と灰は畑の肥料にします。
しかし焚き火って良いですね。いつまでも見てられます。田舎暮らしはこういった事が出来る事が、最大のメリットだと僕は思っています。田舎バンザイ!
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